2011年3月17日木曜日

「The Tower of AION」初の公式オフラインイベント開催





会場となったのは東京の恵比寿ガーデンプレイス。OBT開始後初の週末にもかかわわらず,500名を越す来場客で大いに賑わった

 エヌ?シー?ジャパンは7月11日,オフラインイベント「エヌ?シー?ジャパンが行く! 特別編」を,東京の恵比寿ガーデンプレイスにて開催した。今回のイベントは,正式サービス開始を目前に控えたMMORPG「The Tower of AION」にフォーカスを当てたものである。

 AIONに関しては,5月末に400名規模による“オフライン先行体験会”が行われているが,公式のイベントとしては今回が初とのこと。OBTの開始後初めての週末であったにもかかわらず,会場の入口が開く直前には,200名弱もの長い行列が確認できた。主催者側によると,最終的な来場客数は500名を超えたそうである。



 イベントの内容は,今後導入される各種サービス及びコンテンツの紹介や,過去のβテストにおけるプレイヤーの動向調査報告,そしてAIONがウリとするPvPの体験イベントなどである。会場内ではそのほかにもさまざまなイベントが催されており,全体としてはかなり充実したものであった。それでは早速,各イベント内容を詳しく見ていこう。








ステージの外では,無料の軽食コーナーや各種試台が設けられていた。オフライン先行体験会の際と同様,全体的に女性の来場客も数多く見かけた
イベントは4時間弱とかなりの長丁場であった。しかし数多くの座席が用意されており,疲れずに参加できたのでは





正式サービス時に実装される各種サービスを発表
規約違反者に対しては徹底抗戦の構え











司会者の2人は天族?魔族のコスプレであった(?)。相変わらずの軽妙なトークで,ちょっとしたトラブル程度ではまったく動じない
プロデューサーの西本氏が登場。最初にβテスト開始時のトラブルを詫びたあとは,AIONの魅力を心底楽しそうに語っていた

 AIONでは,7月7日からOBTが始まっているが,それから10日後の7月17日には,早くも正式サービスへと移行する予定だ。OBTのキャラクターはそのまま引き継がれ,レベルキャップに関しては現在の30から50(最大レベル)へと拡張される。

 正式サービス後からは課金が始まるほか,このタイミングでゲーム内外においてさまざまなサービスが追加される。ステージに登壇したAIONプロデューサーの西本直樹氏らによって,それらが一つずつ紹介されていったので,目を引いたものをチェックしていこう。



 まず,課金を通じて得られるポイント“パール”の交換品が新たに発表された。今回発表されたのはモンスターの頭を模したフード(頭巾)と,防具の色を染められる“染色剤”,そしてポーションやスクロール(これは拠点への帰還用だろうか)といったものだ。

 西本氏によると,パールアイテムの全体的な方針としては,キャラクターの強さに直結するものではなく,外見などを変えるアバター系のものが中心になるとのこと。少なくとも,“課金しないとろくにゲームが遊べない”といったタイプではなさそうだ。








現在も染色剤は導入されているが,それらよりも色合いがはっきりとしている。単価にもよるが,これは人気が出そうだ
「付加サービス」は,NPCに専用のチケットを渡す形で使用する。西本氏によると導入時期は「遠くない未来」とのこと








「ファンプランナー」は,マッチングをブラウザ上で行っているという所に注目。社会人などのプレイヤーにとって強い味方になりそうだ

 公式サイトの機能に関しては,現在OBTのプレイヤー間では「パワーウィキ」が大きな話題となっているが,まだまだ拡張が続く予定である。なかでも,ゲームにログインする前の段階でパーティやイベントの告知?募集が行える「ファンプランナー」は,MMORPGとして意欲的な試みだ。クラスやレベルを指定してのマッチングも可能で,うまく利用すれば,ほかのMMORPGでありがちな「ログインしたものの長時間待ちぼうけ」といった状況が減りそうである。

 このファンプランナー機能が実装されるのは,AIONのローンチ国では日本のみとのことだ。まだ実際には目にしていないものの,プレイヤー視点での要望にピンポイントで対応してきたな,というのが第一印象である。








ゲーム内の情報を網羅した「パワーウィキ」。クエストやアイテムに関しては,ゲーム内で質問するよりこちらを見る方が断然早かったりする
ユーザーが回答までを行うQ&A掲示板サービスの「知識エンチャント」。回答に対して評価ポイントが与えられ,それを溜めることで(将来的に)特典と交換できる







さすがに注目作なだけのことはあり,業者にも集中的に狙われているようだ。無制限にアカウントが作れるOBTということも影響しているのだろう

 続いて西本氏は,BOTをはじめとした規約違反行為に対して,徹底抗戦の姿勢を表明。OBT開始以降は,ほとんど毎日といったペースで,数千規模のアカウントに対し永久利用停止処分を行っているというのだ。

 今でもサーバーによっては,BOTとおぼしきキャラクターを見かけることは多く,この点について不安を抱いていた人はいただろう。しかし,このように早い段階で結果を示してくれて,幾分安心できたかもしれない。今後も定期的な活動報告を期待したいところだ。







規約違反行為を積み重ねると,罰則が段階的に重くなっていく。通報行為がゲームライクになっているのがユニーク

 ちなみにゲーム内には,怪しいキャラクターを見かけた際,ボタン一発で運営側に通報できる機能がある。とくに“目立つ”キャラクターだと,400回以上の通報を受けているケースもあるそうだ。ただし,冤罪があってはならないので,通報確認後はログを洗い出し,本当に規約違反行為なのかどうかを必ず確かめている。そのため,通報後直ちに強制退会というわけにはいかないものの,運営側にはちゃんと伝わっているので安心してほしいとのこと。




引用元:パーフェクトワールド(Perfect World) 専門サイト

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